まだ見ぬ嫁を探して

東京外国語大学卒。 自由に書きます。 猟山主理 @shurinporin

「・・・スタッフ内で再度精査を重ねた結果、
誠に残念ながら今回は掲載を見送らせていただくこととなりました。・・・


突然のメールだった。

つい2時間前まで「南極旅」企画への支援を公募するにあたり、企画の掲載ページについて
やり取りしていたところだった。


 一瞬、メールの意味がわからなかった。

メールを閉じて
受信トレイに戻り、

もう一度、メールを開く

けれど、そこに書いてある内容は変わっていない。

周りにいた友人たちの会話や笑い声は完全にミュート化して

どうすればいいのか、頭の中は真っ白になった。




今までお祈りをされた会社はいくつもあるけれど
今回の「お祈り」は、かなり精神的に参るものだった。


旅を計画してから
企画の申請に費やした時間や労力もそこそこなものだった。

興味をもってくれ意見をくれたOBや知人、会社なども現れ、
「これはうまく行くんじゃないか」と信じ込んでいた。


気づかないうちに、クラウドファンディングに寄せていた期待が膨らみすぎていた。

そしてその膨らみが、たった一通のメールで割れてしまった。



ただの一人旅も、
最近話題のクラウドファンディングによるものだったら
興味を持ってくれる人が多いんじゃないか

しかもお金も集められて、一石二鳥じゃないか

と思っていた。


そしてあともう少しで、何らかのカタチにできそうだった。


このブログで声高らかに「クラウドファンディングの申請をしてみた」と言いながらも、
応援してくれている人たちの期待を見事に裏切ってしまった。

正直、恥ずかしい。

もしかしたら「メシウマ!」と思ってくれる人がいるかもしれないけれど、
そんな人たちがいるなら、今ならそれで少し救われる。苦笑


少し落ち着いて、なぜダメだったのか問い合わせてみた。
けれど返事はない。


その後も、他の会社からの「お祈りメール」が容赦なく追い打ちをかけてくる。


どうしよう

やっぱり無茶だったのだろうか

諦めようか

・・・



いや
まだやることはあった

確かにクラウドファンディングで企画を立ち上げられなかったことは残念だけれど
それがすべてじゃない。


企画に興味を持ってくれている会社や人が、少なからずいる。
そのような会社や人の好意を無駄にするわけにはいかない。


カメラは最悪、自腹でローン払ってでも買えばいい。
映像さえ撮る事ができれば、この企画はまだ死んでいない。


そうなると考えなければならないのが、
どうやって映像を大衆に広められるか。

なにか方法はないだろうか・・




そんな状況で、昨日は以前にインターンとしてお世話になった映像制作会社へ
大学の卒業(見込み)や内定先など進路決定の報告に行って来た。


そして話の流れで、旅の企画についてもふれた。
この話題になると、冒頭のメールの件を思い出して半ば自暴自棄になりかけていた。



しかしこのとき、たった一つの質問がぼくをまたもう1日だけでも頑張ろうという気にさせてくれた。

それは本当にシンプルで、けれども僕が大切なことから目を逸らしていると気づかせてくれるものだった。




「この旅の、企画の、最大の価値は何なのか?」




つづく

 
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